エンジンが性能を悪化させる原因の一つは、燃料である「石油系液体燃料」そのものの性質に起因することが挙げられます。ガソリン、軽油、重油などは炭化水素が鎖状に連なる構造をしており、「重合」というお互いにくっつき合う性質を持っています。くっつきあうと、燃料そのものが大きな塊となり、燃焼に必要な酸素との結びつきが十分でなくなるため、そもそも不完全燃焼の原因となっていることがDPF・EGRを詰まらせることになります。
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